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2021.12.29 健康診断 看護師コラム
<動物看護師日記>うちの子紹介🐶藤木家🏠
こんにちは。動物看護師(受付)の藤木です。
今回は、藤木家のもうすぐ13歳になるコーギーの小次郎のお話です。
シニア犬なので、よどえ動物病院がスタートした年から半年ごとに、わんドックを受けています。
2年前のわんドックで脾臓にできものが見つかり、全摘出。幸い良性でしたが、脾臓は血液検査では異常が現れないため破裂してぐったりしてから発見されることも多いと知り、健康診断の大切さを身をもって知りました。
同時に臼歯が割れてしまっていて(硬いものを齧り過ぎたようです。喜ぶからって硬い物を与えるのは注意が必要ですね。)歯肉を切開し抜歯しました。
その他にもレントゲン検査で「変形性脊椎症」がみつかりました。
これは脊椎の骨の間に骨のトゲ(画像の赤矢印)ができ、周囲の神経に触るので痛みが伴うことがあります。高齢犬ではよくみられる病気ですが、治すことはできないので上手に付き合っていく必要があります。
若い頃は大好きだった散歩でしたが、いつからか朝の散歩に誘ってもケージからなかなか出てこず「ウゥー」と唸る日が続きました。
そしてその頃から、へそ天で寝る姿も見られなくなっていました。
何度か玄関で足を滑らせ腰を痛めたりしたこともあり、「アンチノール」というサプリメントを処方してもらい、毎日2カプセルづつご飯に混ぜ飲み続けること一年以上たちます。
そういえば…朝の散歩に誘うとき唸らなくなり、ケージの戸を開けると勇んで出てくるようになっていました。
どうやらこれらの行動変化は慢性腰痛のサインだったようです。
若いころのように、テーブルにピョンと手を掛け上のものを取ろうとするようにまでなり「アンチノール1カプセルにしないとだめかな~(笑)」なんて思わせるほどに元気なシニアコーギーになりました。
でも、変形性脊椎症が治ったわけではなく、「アンチノール」に守ってもらいながら(アンチノールはアンチエイジングサプリメントだと私は思っています!)うまく付き合っていかなければなりません。
あとはダイエットも…😭
そして3歳になる孫とおじいワンはとても良いコンビです。
今年生まれた2人目の孫とも仲良く散歩ができるように長生きして欲しいなぁと思っています。
小次郎との生活は笑顔と癒しで溢れ、幸せを与えてくれています。
また、SNSを通じてたくさんの犬友達との縁を繋いでくれ飼い主の人生を豊かにしてくれました。
もうすぐ13歳…少し白内障も出てきています。
残された時間はそう長くはないと思われますが、感謝の気持ちをうんと伝え、
飼い主として彼の健康を守り日々を大切に過ごします💕
さて、最後になりましたが今年1年ご来院ありがとうございました。
たくさんの動物さんとその飼い主様の絆と愛に触れることができた一年でした。
来年も健康と愛情に溢れた素敵な一年になりますように✨