コラム
COLUMN
2023.08.19 看護師コラム
ブラシの選び方
こんにちは、動物看護師の雨森です😊
今年の夏も本格的に暑くなってきましたね💧
熱中症の患者さんが多い季節ですが、わんちゃんだけでなく、ねこちゃんも
熱中症の危険があるので気をつけましょう!
短頭種は特に熱中症になりやすいので要注意です⚠
熱中症についてのコラムもあるので是非見てみてくださいね✨
【動物看護師コラム】熱中症に気をつけよう! | コラム | 福井藤島どうぶつ病院 | 福井県福井市 | 土日診察 | 犬 猫 | がん治療・ペットホテル (fukui-fuji-ah.com)
今日はわんちゃん・ねこちゃんのお手入れに必須なブラシの選び方についてお話します。
皆さんはどのくらいの頻度でブラッシングを行っていますか?💭
ブラッシングは愛犬・愛猫の健康管理においてとても大切な習慣です。
ブラッシングには、日常的に落ちる毛を除去することで、通気性を良くするというメリットがあります。
人の手でブラッシングして毛を取り除くのを補助することで、より快適に過ごすことが出来ますよ💡
ブラッシングの効果とは?💭
①皮膚のトラブル防止
・通気性が良くなる
・新陳代謝が上がる
・皮膚疾患やイボ、赤み、脱毛、フケなどの有無に気が付きやすい
②毛並みをよくする
・ブラッシングには毛束を解く効果があり、毛並みが整う
・皮脂が被毛の1本1本をコーティングしてくれるため、全体的に毛艶や良くなる
③血行促進・マッサージ効果がある
④コミュニケーションを図れる
・全身触れることによって身体の異変や不調の早期発見に繋がる
短時間からでも定期的にブラッシングを行ってあげてくださいね😊
ブラッシングのやりすぎや、必要以上に強い力で行うことは皮膚を傷つける原因となるので注意が必要です💡
ブラシの種類
・スリッカーブラシ
犬種・猫種を問わず毛の汚れや絡まりを取り除く
抜け毛も適度に取ることが出来る
・ラバーブラシ、グローブ型ブラシ
硬いブラシを嫌がる子やスムースコートの犬種、
柴犬などの短毛種に使うのが最適
皮膚が弱く刺激を抑えたい場合に効果的
シャンプー中でも使用可能
マッサージ効果が高い
・スクラッチャーブラシ
ダブルコート(2層構造)の犬種に使うのが最適
下層にあるアンダーコートを十分に取り除くことができる
ブラシの大きさ
犬用ブラシの適切なサイズは、ブラシを握ったときにブラシの端の部分が手よりややはみ出すくらいの大きさです。
小さすぎるブラシだと力が入りやすく、強い力でブラッシングしてしまう可能性があるため注意しましょう。
実はベスもブラッシングが苦手でとても嫌がります・・・💧
いろいろな種類のブラシを試してみて1番ベスに合っていたのはグローブ型ブラシでした🐶
わんちゃん・ねこちゃんによって得意不得意なブラシがあるため、その子に合うブラシを探してみてくださいね!
健康管理のために毎日定期的にブラッシングを行いましょう!
また分からないことなどあれば何でも聞いてくださいね😊