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COLUMN
2021.10.26 Cat Friendly コラム 看護師コラム
【動物看護師コラム】キャリーケースの選び方
こんにちは。動物看護師の廷々です。
先日は資格取得の報告をさせていただき、たくさんの方にお声がけをいただきました。
とても励みになります。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます😊
これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします✨
最近は肌寒くなってきましたね。冷え性の私にはとても辛い季節です😭
効果的な対策があればぜひ教えてください!笑
さて今回は、ペットを動物病院に連れて行く際のキャリーケースの選び方についてお伝えします。
キャリーケースを選ぶ際のポイント
・プラスチック製
汚れてしまったときに掃除がしやすく、頑丈であり、動物が出入りするときに形崩れしないためおすすめです。
・体に合った大きさ
小さすぎるものは動物が窮屈に感じてしまったり、キャリーケースへの出入りが難しくなったりします。
動物がキャリーケースの中で簡単に方向転換できる大きさがいいでしょう。
・横だけでなく、上も開くタイプ
横だけしか開かないタイプのものは、特に怖がりの猫ちゃん・わんちゃんには不向きです。
無理矢理人間が手を突っ込んで動物を引っ張り出そうとすることで余計に怖がってしまい、なかなかキャリーケースから出せなくなってしまいます。
上が開くタイプだと、比較的安全に動物を抱えて出すことができます。
キャリーケースに慣れさせましょう
普段からキャリーケースに慣れさせておくことがとても大切です。
動物病院に連れて行くときにだけ無理矢理キャリーケースに入れるという習慣にしてしまうと、だんだん嫌がるようになりキャリーケースに入ることが苦痛になってしまいます。
そうなってしまうと飼い主さまも大変な思いをしますよね😭
普段からペットがいるお部屋にキャリーケースを置いておき、自由に出入りが出来るようにしておきましょう。
飼い主さまの匂いが付いたタオルや、好きなおやつやおもちゃなどを入れておくと安心して過ごせるかもしれません。
リラックスして過ごせるスペースだと、動物が認識することができるとベストですね😊
なかなかキャリーケースに入ってくれない猫ちゃんは・・・
キャリーケースになかなか入ってくれない猫ちゃんもいますよね。
無理矢理捕まえて入れるのは飼い主さまでも至難の業だと思います。
かといって、何にも入れずに動物病院に連れてきてしまうと、ほかの動物を見てパニックになり、逃亡してしまう子もいるので、そのまま連れてくるのは避けてくださいね。
そんな時は洗濯ネットに入れましょう!
どうしてもキャリーケースにいれるのは難しいという時や、怖がりの猫ちゃんは洗濯ネットに入れてきていただくことをおすすめします。
ねこちゃんは狭いところに入るのが好きな習性があるので、スムーズに入ってくれる子が多いですよ🐈
猫ちゃん自身も目隠しがわりになって落ち着くことができるので、洗濯ネットに入れたうえでキャリーケースに入れてきてくださるととても安心です。
洗濯ネットに入った状態であれば、ネットの編目から注射をしたり、体の一部分だけをネットから出して爪を切ったり、採血をしたりすることもできます。
いかがでしたか?
普段からキャリーケースに慣れさせておくことは、災害時などの緊急時にもとても役立つはずです。
今のうちからリラックスして過ごせるように工夫してみましょう🎵