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2019.04.22 Cat Friendly 看護師コラム

【動物看護師執筆】猫コラム①習性と行動

初めて猫ちゃんを飼う方にとって、猫ちゃんの行動は不思議なものがたくさんあると思います。

猫ちゃんの習性や行動について解説したいと思います。

毛布などにふみふみする

生まれたばかりの子猫は、母乳を飲むときに、お乳の出がよくなるように、

両手を使っておっぱいをもむ仕草をします。

大人になってからもこの仕草をする猫ちゃんは多いです。

眠たいときにする子もいれば、甘えたいときにする子もいます。

特に、ごろごろと喉をならしながらふみふみするときは、最高に甘えているときです。

甘噛みをする

遊びの延長、愛情表現、なですぎ、など様々な理由で甘噛みが起こります。

放っておくと噛み癖がついてしまうこともあります。

叱ったり、叩いたりすると飼い主さんのことを怖がってしまったり、

逆に噛み方が強くなったりしてしまうことがあります。

甘噛みをされたら遊びを中断して、無視をしてください。

噛んでもいいおもちゃなどを与えて、ストレスを発散させるのもいい方法です。

すりすりしてくる

猫は自分の縄張りを守るために、自分のにおいを付けることがあります。

これをマーキングといい、すりすりはその一種だと考えられています。

自分のにおいを付けて安心するために人にすりすりしたり、物にすりすりしたり、

飼い主への好きだよ、のサインだったり、

飼い主に何か要求するとき(ごはんちょうだい!、トイレ掃除して!など)のサインだったりします。

高いところが好き

高い場所は敵に襲われにくく、周りがよく見渡せるため本能的に安心できるからです。

お部屋に高い場所がない場合は、キャットタワーを置きましょう。

いい遊び場になり、リラックススペースとしても使えるので、よろこんで利用してくれるでしょう。

狭いところが好き

狭いところに身を隠すことで敵から身を守っている、狭いところに身を潜めて獲物を狙う、

など猫の元々持っている習性が今でも残っています。

狭いところが安心するみたいです。

段ボールや袋などに自ら入る猫ちゃんは多いですね。

夜中に始まる運動会

猫はもともと夜行性の生き物なので、夜になると活発になり、お部屋の中を全力で駆けまわったり、高いところに駆け上がったり、駆け下りたり・・・

とにかく夜中に騒がしくなりますが、子猫のうちは仕方ありません。

私の経験上、2歳くらいまでには運動会は落ち着き、

一緒に過ごしていく中で人間の生活リズムに猫が合わせてくれるようになります。

ただし個体差があるので、何歳になっても夜中の運動会が開催される、なんてこともあるかもしれません。

睡眠時間が長い

猫は「寝子」と言われるくらい、よく寝る生き物です。

猫は肉食動物なので、いつでも狩りができるように体力を温存するため、長い時間眠り体力を温存します。

成猫で1日平均14時間、子猫で20時間くらい睡眠します。

気持ちよさそうに寝ている姿をみると癒されますし、羨ましい・・・と思うこともありますね。

爪とぎをする

爪とぎをするのは、自分のにおいをつけるため、ストレス解消、古い爪をはがして鋭くするためです。

家具や柱などしてはいけないところでしてしまう前に、爪とぎ器を用意し、爪とぎの場所を教えてあげましょう。

爪を定期的に切ってあげるのもおすすめです。

毛づくろい

ざらざらとした舌を使って体についた汚れを取り除き、毛の状態を整えて清潔に保ちます。

体のにおいで敵に自分の存在を気づかれないよう、本能的に清潔にしています。

また、リラックスしたいときに毛づくろいをするとも言われています。

猫ちゃんの習性はこれよりほかにまだまだありますが、代表的なものを取り上げてみました。

初めて猫ちゃんを飼う方には、戸惑ってしまうような習性もあるかもしれませんが、猫ちゃんはとっても自由気ままな生き物。根気よく向き合って、理解してあげましょう。そのうち猫ちゃんの魅力から抜け出せなくなることでしょう・・・。

子猫のコラム(全3シリーズ)はこちらより
子猫コラム①子猫を保護したらまずすべきこと

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