コラム
COLUMN
2022.06.09 看護師コラム
【動物看護師コラム】中・高齢期のフードの切り替え🐶🐱
こんにちは!動物看護師の細井です。
だんだんと暑くなってきましたね!暑いのはとても苦手なのですが今年はハイキングをしようとウェアを買いました☺ まずは近くの山から攻めたいと思います!!おすすめの山、コースなどありましたらぜひ教えて下さい!
さて、今回は中・高齢期のフードについてお話しようと思います。
以前、私のコラムで避妊去勢後のフードについて書いたのですが、中・高齢期、いわゆる「シニア期」もフード切り替えのターニングポイントとなります。
シニア期は何歳から?と良く聞かれますが、だいたい7歳以降をシニア期と呼んでいます。(犬種・猫種、大型か小型かなどで若干変わります)
7歳くらいでは見た目では「歳をとったなー」と感じることは少ないと思いますが、飼い主さんの見えていないところ、体の中や頭の中などではゆっくりと老化が始まっていることもありますので早めの対策が必要となります。
老化のサインとして
- あまり遊ばなくなった
- 粗相をするようになった
- 痩せてきた
- 寝ている時間が増えた
などが認められることもありますが、
病気の症状ときもありますので気になることがあれば早めの受診をおすすめします。
また中・高齢のわんちゃんねこちゃんの体には
- 消化管の機能が弱くなる
- 脳や心臓、腎臓など内臓の機能が低下する
- 関節の軟骨や筋肉量が減って運動能力が低下する
などの変化がおこります。
そこで当院ではシニア期のフードとして『エイジングケア』をおすすめしています。
このフードの特徴は
- 腎臓、心臓、脳などの健康維持に配慮
- 筋肉量を維持するためバランスのとれた栄養素を配合
- 歯の健康を維持するためポリリン酸ナトリウムを配合(犬のみ)
- 組織や細胞の健康を維持するため複数の抗酸化物質を配合(猫のみ)
となっており、シニア期のわんちゃんねこちゃんの健康をサポートしてくれます。
他にもシニア期のフードはいくつかありますのでお気軽にご相談下さい。
『今までのフードの食いつきが悪くなってきた。』や『どんなフードをあげたらいいか分からない』などフードに関する困りごとがありましたらなんでもおっしゃて下さいね。